企業理念

東亜薬品が生まれた富山県は、江戸時代から300有余年の歴史をもつ越中売薬のふるさとです。
売薬は人と人とのつながりを大切に、まず先に必要な薬を使ってもらい、代金は後でいただく先用後利(せんようこうり)という独自の方法で日本中に薬を届けてきました。何よりも薬を使う人の利便性を優先する。この精神は私たちの原点でもあります。
健やかでありたい、病を癒したい人々へ、確かな薬をつくり届ける。健康を願う互いの思いが交わされ、伝わる…そんな心のかよう薬づくりで、私たちは「いのちの未来」を支えていきます。

東亜薬品の企業理念

  1. 医薬品の使命とモラルを常に認識し、人々の健康に貢献します。
  2. 誠実と品質本位を旨とし、一歩一歩信頼を培っていきます。
  3. 一人ひとりの成長を通して、心のかよう医薬品づくりを目指します。

代表メッセージ

東亜薬品株式会社は1940年に設立され、2020年に創業80周年という節目を迎えました。
80年の歴史は初代社長中井敏雄からバトンを繋いできた歴代の社長はじめ、全社員の努力の賜です。そしてそのバトンを次にいい形で渡すまで、しっかり走り続けるのが、2020年8月に社長に就任しました私の使命と肝に銘じます。

我々を取り巻く環境は目まぐるしく変化しつづけています。
少子高齢化、グローバリゼーション、薬のトレンド、政策や薬価制度も変化しています。
医薬品業界のみならず、企業の在り方も働き方も変化しています。
AIや5G、次世代の技術が次々と登場し、インパクトを与えてくるでしょう。
一方、変わらないもの、変えてはいけないものもあります。
それは、常に上の品質を目指す、医薬品づくりへの姿勢です。
これまで大手製薬企業との業務提携や受託製造による技術移管を通して、長年培ってきた固形剤、液剤、点眼剤、DPIなどの製剤技術、徹底した品質管理、信頼。
これら当社の強みを活かし、当社にしかできない製品を一つずつ増やし、これからの新しい時代にも通用する製品を創っていく。変化に順応し、その中で成長を続けられる、しなやかな「会社力」を鍛えます。
また社会への貢献、企業の存在意義、そしてなにより会社を作り上げる従業員の「幸福度」を常に意識し、共に成長していきたいと思います。

代表取締役社長 中井淳